毎年、何がおめでたいのか良く分りませんけど、とりあえず今年は2000年問題で大事にならなかっただけでも、
オメデタイですね。
(ただ、原発で制御棒の表示が消えてしまったのは問題でしょう。アレは...)
あと金融関係の仕事をしている人に残ったのは小渕君がやってくれた「2000円問題」だけですね。
心中お察しします。(あっ。あと2月29日問題ってのもありましたね。)
さて、つまらない新年の挨拶はここまでにしまして、今回は次回に亘りまして、
「1999/2000年末年始スペシャル」と題してスペシャル企画でお送りします。
ということで「声優神か人間か〜今こそ役者宣言を行うべき時〜」はこの2回あとになってしまいます。
(原稿は書いてあるのにどんどんネタが古くなっているので全面書き直しの気配です。)
それでは、早速はじめましょうか。
昨年はアニメの本数が増えたこともあり激動の1年でした。
これは、各放送局および大手商社がこの分野の旨味に気がついたようで、特に深夜枠での伸びが著しいと思われます。
演技のみならず、シナリオの品質、作画品質もマチマチでした。
これに伴って、アニタレ様の出演回数も増えてまいりました。
CS系でもアニタレ様の登場する番組が増えたりと上へ下への大騒ぎです。
声優雑誌等にご登場なさるアニタレ様も素晴しい活躍で、コンサート、CD・写真集の発売とサイドビジネスに精を出していらっしゃいました。
毎回言うようですけど、その活力を本業にも回して欲しいものです。
そんな中、
TCVVでは、そのアニタレと声優とのバウンダリ(境界)を明確にする考察を積極的に行ってきました。
(次回のPART2で詳しく述べたいと思います。)
ところで、声優ブームは2年前に去ったと言う論評が多々あります。
が、その一方でブームは去っていないという見方もあります。
個人的な見方ではここ1、2年の話は、2年前からの余熱であると思います。
従って、今年あたりで収束される方向に進むのではないかと思われます。
根拠になるか分りませんが、声優雑誌の表紙がマンネリ化しておりますしね。
最新号の「hm3」と「声優グランプリ」なんか、椎名へきるです。(もういい加減飽きましたねぇ)
昨今、特段に特筆して語ることない人が表紙だなんて、そろそろネタ切れなんでしょうね。彼女の「音楽活動」を見ていると空回りしているようでこっちが悲しくなります。
近年、WEBページの検索エンジンの高性能化によって、こんな辺鄙(へんぴ)なページを見て下さる方が増えました。
そのためか、設置してあるTCVV意見箱に叱咤激励、助言など貴重な御意見を頂きました。
中には大変、手厳しい意見もございましたが、私の浅はかな部分を指摘してくださるものばかりでした。
INETの特性を活かして双方向にするための意見箱。
この「がんばれ!みやむー」は「文句があればかかって来なさい!いつでも相手になります。」という方針で私が好き勝手に文章を書いているものです。
その暴走を止めるためのいわば「ウォッチドッグタイマ」としても意見箱は機能しています。
今年も御意見よろしくお願いします。(見ていないように思われていますけどね。見ているんですよ。)
その意見箱に昨年末から寄せられました一連の御意見/議論に対して見解を本文の後半に述べたいと思います。
(今回、書き切れなかった部分は次回に述べます。)
その前に意見箱に
このような御質問を頂きました。ちょっとフォローいたしますと
見解
まず、この御意見に関してです。
事実、私の視野が狭いこと自体は認めるところです。
が、論点がややズレていると思われます。
基本はヘタレ声優の温床となっているものの排除です。
ここでは、その温床を支えるアニメ雑誌、事務所、声優雑誌について分析/考察をしてきました。
そのためには、当然アニタレの出没しやすいモノも見なれれば現状を把握することは出来ません。
そういう意味では意見箱のこの御意見が近いと思われます。
関連でフォローを頂きました。
が、申し訳ありません。あの時点ではゾイドは見ていませんでした。
より正確には、見れませんでした。(存在自体は、放送開始から知っていました。)
冒頭でも述べたように土曜/休日出勤が続き、リアルタイムで見るのはおろか
ビデオも他の予約で一杯でしたので断念していました。
ですが、ゾイドに関しては、この程やっと見ることが出来ました。
(未だ土曜出勤していますが、ビデオ予約に空きが出来ました。)
金属生命体ゾイド。興味そそられる響きです。
学生時代に進化計算論を研究していたもので現実に存在しない生命体はつい気になってしまいます。
進化理論的にちょっと飛躍している設定かとは思いますが、
まぁここは内容について云々するページではないのでその辺は割愛します。
まだ、見た見はじめたばかりですので評価のしようがありませんが、近いウチに判断出来ると思います。
さて、これら一連の御意見で、TCVVは「リヴァイアス」を始めマニア向アニメばかりり見ているという指摘がありました。
「リヴァイアス」は指摘する程のマニアックとか感じられません。
各キャラの心理描写は重く、脆い青年期中期の心理描写がよく考えられていると思います。
「場の不安定さ」の表現もそれなりに良いと思います。
また登場人数が多いこともあって声優もアニタレもごちゃまぜ状態です。これはTCVV的に
興味関心あるものです。
ただ、ネーヤ(通称コスプレ少女CV:佐久間レイ)の存在が作品自体を危うくする存在だと感じます。
このキャラ作り方によっては、内容が一気にファンタジーになりScience-Fictionならぬ
Science-Fantasyになってしまい、今までの話が水泡に帰すこともありえます。
監督がネーヤをどう料理するのかにも注目ですね。(CVが佐久間レイで良かったと思います。)
あと、「Blue Gender」の件ですけどね。(「BlueSeed」ではありませんよ。)
これについても単純にマニア向と言いきれません。
時間が遅いので、ついそんな感じに見られますが、「生」について真正面から、非常にまた非情に直球でテーマを表現している作品だと思います。
(TBSは信用ガタ落ちだけど、この辺りについてはまだ良いみたい。)
表現がキツイ(死に方、性表現)などの理由があるため、あの時間帯(深夜2時)でしか放送が出来ないのでしょう。
そういう意味では確かに万人向きではありません。
では、やはり「マニア向けか」と言えばそうでしょうか?
否。決してマニア向ではないと思います。
仮にかのようなテーマをドラマでやるとしたら不可能に近く、もし可能であっても逆にリアリティに欠けたものになるでしょう。
このような場合はアニメによる表現が最も適していると思われます。
また、設定も進化生物学者ドーキンスの「利己的な遺伝子(1972)」の理論を仮定すれは、飛躍しているとは思えません。
視点をかえれば「人間も全く同じことしてきた」。単に立場がかわっただけという見方もできます。
(たまにヘンなのがありますけど)絵もしっかり描いてあります。
前述のようにBlueGenderは、確かに万人向きではないでしょう。
むしろ、理解力/判断力のある「市民(CITIZIEN)」向けとだと思います。
ですから、BlueGender自体、十分評価できる作品だと思います。
注目すること自体に問題にはしていません。
希望としては、もっと早い時間に放映して欲しいと思っているくらいです。
(固定化した倫理観がある今の日本では無理でしょうけどね)
問題の本質は、マニア云々ではなく、こう言った非常に重い背景がある作品を役者がキチント最後まで演じきれるかどうかです。
これくらいの重さがるとOVAに出演したくらいの、「なんちゃって声優」や「アニタレ」では一朝一夕に演じられるものではないでしょう。
せっかくの作品がダメダメなアニタレによってメチャクチャにされるのは本当に忍びないです。
なお、誤解して頂きたくないので念のため申し上げますが、桑島法子にOKを出した訳ではありません。
アニメにおける指向性、汎用性
この辺をもうすこし深くツッコんでみます。
確かにこの意見は正論です。
声優批評をするには、間違いなく幅広い分野の作品を見る必要はあります。
では、万人受けする作品だけが良くて、「マニア向」と称されるがダメなのかという争点はどうでしょうか?
ここで、「アニメの出来ること」というファクタを見逃がさないことが重要となってきます。
これは「汎用性と指向性」という言葉で言いかえても良いでしょう。
一般受け、万人受けする作品を「汎用性がある作品」。
特定の分野へディペンド(依存)するものを「指向性が高い作品」という見方が出来ると思います。
上記例で言えば、誰でも楽しめる「ゾイド」は汎用性のある作品、重いテーマを持った「BlueGender」は指向性が高い作品という感じです。
少し話はそれますが、
一昨年前の深夜に放映していた「聖ルミナス学園」。
フルデジタル処理の絵はちょっち...てな感じでした。
けど、同じCG絵でも原作を完全無視した「まもって守護月天」とか、何が言いたいのか分らん「トラブルチョコレート」とかより遥かにマシで音楽もストーリも不思議な雰囲気が味わえる良い作品だったと思います。
ただ、役者の演技がイマイチだった点を除いては。
(そうそう。「トラブルチョコレート」って汎用性があると思いますけど何故あの時間に?謎です。)
また、「Serial Expriments lain」はもっと評価されるべきです。(まぁ。文化庁からは評価されましたけどね)
「Serial Expriments lain」はサイバーパンクもので、アニメ雑誌では殆ど取り上げられず、むしろ計算機系の方から注目された作品でした。
「キャラ萌え」しないことや題材的に難解であったために、結果、従来のアニメファンを排除してしまい、内容を楽しめる人間を限ってあしまいました。
見る人を明確に選んだ作品だったのは事実だと思います。
が、これからのアニメの方向性を示唆した作品でもあったと思います。
そのlainで岩倉玲音役の清水香里氏は極度に人と接することを避ける玲音を上手く演じていました。
そういえば、1月からテレ東系で放映されている「ブギーポップは笑わない」にも清水香里氏は出ていますます。けど主役なのに今のところあまり出演していません。(fj.rec.animationでは演技はイマイチという評がありました。)
岩倉玲音とは、かなり違った役ですのでどうなるのか分りません。
(厳しい言い方ですが)違う役でも十分にこなせるのが役者であり、「玲音(またはlain)」で終ってしまっては他のアニタレと大差がありません。
閑話休題。
ここ数年、日本が産んだ数少ない文化であるアニメの役割というものが高まっていると思われます。
文学や芸術が形骸化した今、ますます「アニメの出来ること」つまり、アニメの可能性がひろがりつつあると思います。
そういう時にこそまともな演技が出来る役者(人間)が必要だと思われます。
従来からTCVVでも分析してきたように、万人受けする、誰が見ても面白い(汎用性のある)作品は、
多くの人間が見ることで、ある程度淘汰されるので役者も洗練され、ヘンなことになりにくいものです。
が、危惧しているのは、(指向性のある)作品の方です。
重いテーマ(背景)があり、高度な演技をして欲しいにもかかわらず、
予算や工数の関係によって、本来、一番考慮すべきハズの演技が等閑になりがちです。
つまり、指向性のある作品はアニタレの入り込みやすい環境になり温床となり得るわけです。
指向性が高く、あまり注目されない作品であっても、良い加減な演技は断じ て認めるわけにはいきません。
厄介なのは、この辺の問題が従来から指摘して来たOVA問題と干渉して来ることです。
根本的には同じ構造なのです。ですから、この辺はもうすこし研究して後に発表したいですね。
あとですね特定のアニメの内容について言及したことはあまりありません。
(特定のアニタレへの言及は毎度のことですけどね)
まぁ。このページ自体も指向性という点では、そっちのベクトルが大きいです。
本来ならもっと汎用性の高いページ作りにしなければ意味無しですねぇ。(反省)
さて、正月に帰省からUターンして、部屋で何げなくキッズステーションを見ておりましたら。
「椎名へきる」の「赤い華」のプロモションビデオ(PV)が番組間に流れていました。
(別段、驚くことでも無いんですけどね)
ただ、椎名へきるの歌は、これまでまともに聞いたことなかったので、ちょっと本腰を入れて聞いてみました。
(まぁ、PVでは加工してあると思いますので、目安にしかなりませんけどね。)
感想としては、高音の伸びが甘いような気がします。
「ふーん。アーチィストはこんなんでいいんだぁ。良い加減
な世界だなぁ。」てな感じ。
その直後に岩男潤子のPVも流れました。
椎名へきるより、断然高音の伸びが良いようです。
アニメの劇中で歌う分には申し分ないです。
が、何の後ろ盾もない「単品」では疑問です。
いずれにせよ。双方、まずは本業がどちらなのでしょうか?(どちらも、歌手希望であったのがねぇ...)
ということで、今回は「1999/2000年末年始スペシャル PART1」と題してお送りしました。
気が付けば、TCVVのトップページのカウンタが10000HITしていますね。
10000HIT記念の執筆も始めました。が、こんな調子では20000HITする頃に発表しそうですね。(爆)
ということで今年もよろしくお願いします。
今回はこのへんにて、では、(次回はこの続きを行います。)