前置きはこれくらいにして始めてみましょうか。
と、その前に久々に辛辣な御意見を頂きました。
非常に参考になりました、こうした苦言こそ真摯に受けとめねばなりません。
ただ、誤解なさっている部分がいくつかございますので訂正をしたいと思います。
(いずれこの辺はFAQとしてまとめた方がいいですね。)
私供は、個々のアニメ作品について評価をしておりません。
「EVA」を取りあげたのは、あくまでも例示です。
キャラを演じきれなかった「声優」についての考察をするためです。
(研究するために資料が多かったというのが大きな理由です。)
また「映画の吹き替えを出来ない人間は、声優とは呼べない」ということは、再三いにわたり私共が主張して来たことですし、このコラムでも書いてきました。
全ての声優は役者でなければならないことを私共は主張してきました。
ただ、ひとくくりに「アニメファン」という括りはどうかと思います。
確かに我々TCVVは「アニメファン」でありますが、一方で、アニメの質を憂いている者でもあります。
これは単に「声優ファン」を批判しているのではありません。
本来、作品と表裏一体であるハズの声優が、いつのまにか一人歩きし「モドキ声優」となっている状況こそを問題にしています。
私共は、WEB通じて声優雑誌/アニメ雑誌が言えないことを言ってきたと思っています。
御意見の内容から私共と目指している方向性は違わないと思います。
よろしければ、これからも御意見を頂きたいと存じます。
と、いうわけで上記のことは今回の話題の導入へともなっているわけです。
で、今回は、昨今の声優とアイドルとのバウンダリ(境界)について考えてみたいと思います。
以前、本編の15.がんばれーみやむーの回で少しお話しましたが、「現在の声優」に求めらるものについてチョット触れました。
アニタレ様は、声の仕事の他にラジオ、雑誌取材、イベント、レコーディング、そして定期的にコンサート。
番外編6(コミケレポート)でも御紹介した通り、今年の夏コミにて声優批評モノの同人誌を購入いたしました。
一部、私の理解不足のところがあり誤解をしてました。
これについてもう少し詳しく見てみしましょう。
「今の声優」に求めらるものは、「らしく発声すること」だそうです。
演技をすることではなく、演技をパターン化し、状況・場面に応じて「それらしく発声する」ことだそうです。
舞台役者と違い声優は、キャラクタを作り込むための時間が限られており短期のウチにキャラを作らねばなりません。
ですから予めパターン化しておいた演技が必要となるわけなんです。
アニタレは自分で演技の本質、意味、場面、背景を考えることが無くなり、
結果、演技力の低下がおこるわけです。
自分のパターンに無い難しいシリアスな場面に直面した場合にはとたんに破綻することは目に見えています。
これが顕著に表われたのが、「劇場版 新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを君に」のアスカの最後の言葉「キモチ悪い」でしょう。
本来は、全く違うセリフであったものが、miyamuが上手く演技できず、仕方なく映画を見た感想になってしまったそうです。
自分のパターンにない場面に直面したアニタレの行動はこうなってしまうのでしょう。
もしあの時、台本通り「あんたバカァ?」であったら聴衆はしっくりとEVAの幕切れを感じとることが出来たでしょう。
この場面を見ていた清川元夢氏はきっともどかしかったにちがいありません。
(それが、映画パンフのコメントに表われたのでしょう。)
とまぁ。幅広く御活躍で経営の多角化にご熱心でございます。
まぁ確かに声一本で御飯を食べるのは辛いでしょう。
でも、そこはプロというものです。
いいものはいい。ダメなもものはダメで選択淘汰されるべきです。
もしダメなら鍛練して這い上って行くのが本来の姿でしょう。
ところが、ここ数年、淘汰されないでなまじ御飯が食べられる環境が出来上がってしまったのです。
これは再三にわたって本コラムで述べてきました。
こんな環境があったのでは演技なんて向上することないのです。
この淘汰されない環境の作成を事務所自ら組織的に行なってのでなおタチが悪いのです。
そして、この環境こそが連鎖の始まりであり、その結果生成されたのがアニタレです。
あたかもウランが臨界状態になって次々と核分裂してプルトニウムなどの核反応生成物を作りだすかのように。
バブル期に多角化して今大変なことになっている企業が多いこと多いこと。
そしてそれが、今の日本経済の沈降を招いているのです。
これと同じように、声優バブルが崩壊した後にアニメが日本経済のように沈降してしまわないのかと心配しております。
今は、空前のアニメブームでありますが、上記に述べた演技力の低下はボディーブローのように後々きっと大きなダメージを加えるでしょう。
奇しくも、その2日前にCS系のTV「キッズステーション」の番組「アニメパラダイス」の公開録画がありました。
そこに國府田マリ子もゲスト出演していたそうです。
(この時、私も会場にいましたが、計算機関係誌を探すのに夢中で本人は見ていません。)
で、まぁ番組を見たわけですが、これがまた凄いんですねぇ。
何が凄いかといえば、ゲストの國府田マリ子の傍若無人ぶりが凄い。
完全に司会を喰っていたんですから。全く何様のつもりなんでしょうか?
もう呆れ果ててしまいました。
ろくに声の仕事をしないで、ラジオで独壇場を経験しているとあんなんなってしまうのかもしれません。
会場で買った同人誌にも同じことが書いてあり、それが証明されたことになりました。
さて、もう一方の雄(?)の「椎名へきる」ですが、この人もある意味すごいです。
複数の情報筋から全く異る情報が来ています。
で、内容なんですが「本人は声優に戻りたがっている」「否。戻るのは拒否している」というものです。
この結果は日頃の彼女の行動からんなでしょう。
どっちつかずのフラフラ状態を示しているのでしょう。
(回路だってプルアップなりプルダウンしないと誤動作するんですからね。)
まぁ、このことから言えるのは、「椎名へきる」は、声優と言うにおよばずってことです。
中途ハンパな感じで仕事しないで欲しいです。
ですから、2度とアニメにはこないで下さい。
これらが「人気声優」の実状かと思うとホント背筋が凍ります。
以上あげました2例ですけど、いずれの場合も声の仕事そっちのけなのに「声優」と称しています。
声がメインでなくなってアイドルさながらというよりアイドルそのものです。
アイドルとの違い、つまりはバウンダリが今一つハッキリしていません。
これは以下のようなことが原因だと思います。
昔は、声優の顔を見るとキャラのイメージが崩れるということがあり、声優は画面(Visual)に出ることは多くはありませんでした。
しかし、3次声優ブームより声優が注目され、ほどなくしてVisualに耐えられる「見れる」声優というものが出現しました。
その結果。
もう演技力とかどうでもいいんですね。
以前、本編で現在声優は「アイドル指向だ!」と書いたことがあります。
上の図式に目を付けたプロダクションやメディアの仕業で声のプロフェッショナルとしての「声優」というものが、いつしか、アイドルの代名詞になってしまったのです。
アイドル志望の人々を「声優」という肩書きで売りだすことの利点としてはいくつか挙げれると思いますが、概ね以下のような感じでしょう。
あとは、声優雑誌がアイドル雑誌と同じように騒げば連鎖反応は加速し、声優化アイドルの生成のためのエネルギーを作りだすわけです。
(まぁ良く考えればアイドル雑誌なんかみんな翼賛だしね。)
これらのことから声優アイドルとかアイドル声優とか言う意味不明な言葉が生れるのです。
しかも、この言葉は「声優」の価値を評価する場合に障害となっています。
ですが、声優とアイドルの違いを今こそ明確にしなければなりません。
陳腐な言葉かも知れませんが声優の価値は、
「キャラクタに命を与え、見ている人を夢中にさせること。」だと思います。
しかし、ヘタな演技が許される時代になってしまって、そのことが無視されているるように見えます。
さらに、言うなら「チャンスの乱用」といいかえてもいと思います。
以前、意見箱によせられた御意見からですが、
石原裕次郎とか美空ひばり、山口百恵とか超一流の人間なら別ですが、アイドルが文化に影響をおよぼす範囲なんてたかが知れています。
しかし、「声優」は日本が誇るアニメ文化を発展させてゆける人でなければならばいけません。
でも、「アイドル声優」と称されるアニタレ共は、日本が誇るこの文化を侵食し、逆に危機に立たせているのです。
自分達の栄光と引きかえにアニメ文化を危機に直面させているのです。
声優の価値が下落して、あたかも、バブル崩壊で日本株が値下がりしてるようです。
「声優バブルはじけて、声優価値さがる」と言った感じですね。
純粋にアニメが好きな人間にとっては、由々しき事態です。
このことから、アイドルとの違い、いいかえれば、声優の価値とは以下のように考えるま
す。
久々にmiyamu情報です。
いやーちょっと目を離していると世の中に動きがあるものですね。
御存知の方も多いと思いますが、我等がmiyamuが映画に出演するんですよね。
菅野美穂主演の映画「守ってあげたい」という女性自衛官を描いた青春モノです。
なんだかマニアの役らしいんですが、
「國府田マリ子の二の舞」だけにはなってしまわないでね。
さて、今回は、声優とアイドルの違いについて、書いてみました。
ここで書くことでもなかったとは思いましたが、「アイドル声優」という言葉が一人歩きしているのがなんとなくイヤでしたのでこんな本編を書いてみました。
私の周辺にも、それそれは熱烈な椎名へきるファンや國府田マリ子ファンが多くいらっしゃいます。
その方々も私のコラムを読んでいらっしゃいます。
今回は、かなり毒を配合していますが、気がねすること無くこれまで書いてきました。
今迄は、あまり直接的な表現を避けてきましたが、これからは、バッサリ斬りすてるくらいの表現をしてゆきたいと思います。
それと、林原めぐみに関する再調査を本格的に開始しますので、TCVV決議(TCVV-2)は当面の間凍結します。(ちょっとおそすぎましたね。)
最後に
「TCVVは決してアニタレと一緒に玉砕などいたしません。」
では、