がんばれ!みやむー

15.がんばれ!みやむー 〜声優はVisualに出るな!〜

みなさん、こんにちは、今回も大変送れてしまいました。
突然ですが、今回題名が題名なので最終回かと思われた方もいらっしゃるかも知れません。
が、別に最終回でも何でもございません。
ちょうど15回目ってことでもないんですが、今までこのコラムで述べきたことの
整理も兼て今回は、かのような題名で御送りしたいと思っています。
参考のために、これまで書いてきたページをプリントアウトしたら、かなりのページとなりました。
まぁよく書いたものだと思います。
(がんばれ!ゲイツ君」はもっとすごいです。本当に感服します。)

その 「がんばれ!ゲイツ君」を見ていましたら「Think Differentな人達」という題名で勘違いな人々の話がありました。
そういえば、CD出しまくり、コンサートしまくりで、自分をアーチストだと思い込んでいる声優と呼ばれいる人々にも勘違いな人が、ちょっち、いや。かなり、いや。沢山いますね。
声優雑誌にもこのことが目標とか、ラジオでDJもどきのことをするとか。もう、マルチタレントきどり。
(To Heratでマルチの声をやった堀江由衣は間違いなく「マルチタレント」ですがね。:p)
アニタレはまさに「Think Differentな人達」ですね。

ところで、TCVVって「声優はVisualに出るな!」なんですけど、これは設立した当初につけた名称です。
でも、一連のことから、よくよく考えてみると、TCVVでいう声優は、演技力、そしてプロ意識のある人間です。
逆に、それらが欠如している者は「アニタレ」とか「擬似声優」、「もどき」とか「なんちゃって声優」とかを指します。
ということで、「声優はVisualに出るな!」ってのは、正確には、ちょっと問題があるかなと思います。
ただ、今現在いわゆる「声優」ってのは、アニタレ、それを指す単語とだと認識できるので、このままでいきたいと思います。

では、いつもより毒を102.4%配合してはじめましょうか。
その前に、これまでこのコラムで出てきた用語の整理をしましょう。

「声優」姿を見せず声だけで出演する俳優。ラジオの放送劇、テレビの吹きかえなどの俳優。(広辞苑より)
「アニメタレント(アニタレ)」国際オタク'98大学より採用、詳細は後述
「声優もどき」 声優のようなことをする人(アニタレに近い)
「声優アイドル」 アイドル化した声優もどき
「なんちゃって声優」 声優のようなことをする人(アニタレに近い)
「声優アーチスト」 芸術家きどりの声優もどき
「アニメ声優」 アニメ専門の
「個性強調型擬似声優」 (後述)
「ゲーム声優」 主にゲーム
「似非声優」 声優もどきと同義語

さて、最近の声優と称している人をイヤがる人々は、大抵以下のようなものです。

などです。

声優がVisualに出ると何がイヤかを端的に言ってしまえば、
「大したこと技術もないにメディアに出すぎでめざわり」といった感じでしょう。
このことは言う多くはアニメファンの方々がおっしゃってます。

そして問題をひきおこしている帳本人こそ「アニタレ」です。
アニタレとは、「アニメタレント」のことで


という特徴をもちます。

以前、本編にてアニタレを「タレント性を重視した声優の評価の仕方」という
見方としていましたが、これは適切ではないので訂正します。
アニタレは、あくまでもアニタレ。声優ではありませんからね。
現在のところアニタレは声優(役者)とは認めていません。

アニタレでも、ある程度の役ならなんとかこなせるようです。
が、ひとたびシリアスな場面で視聴者にシナリオを読ませるような作品だと、役をこなしきれません。
すると、作品に違和感をおぼえ、最悪、作品自体を水泡に帰させることもあります。
(有名なのは劇場版EVAのラストシーンですね。)
そういえば、最近はなんだか皆ドタバタで終ってしまう作品が多いような気がします。
また、アニタレは声の使い分けが出来ないことも特徴です。
(miyamu自身も自分には2種類しかないと言っていますし。)

とまぁ。こんなんでことあるごとにTCVVの主張である「演技力の鍛練」をさけんできました。
これまで声優は役者なんだから演技力が必要不可欠な事項と主張してきました。
それ自体間違いなことだとは思います。
ただ、最近、いただいた情報によりますと、「らしく発声する」ことが実は必要だということです。
これについては、また後日にしたいと思います。
まぁ、どっちにしろアニタレには厳しい要求仕様です。

で、このアニタレの構造分析をすすめてゆくウチにその構造がズバリ、
「アイドル志向」
にあることが分りました。
これによって、全ての合点が行き、謎がとけました。
そして、メディアがその触媒となっていることも判明いたしました。

ちょっと話がそれますが、最近の政治はその翼賛ぶりにあきれてものが言えません。
(私、昔から自民が嫌いなんですけど、公明のあれも何ですかねぇ)
このコラムでは声優メディアについて述べてきましたけど、こっちの方も政界に負けず劣らずの大変な翼賛ぶりです。
そのうちに「大声優翼賛会」とか出来るんではないでしょうか。
特に言及したのは雑誌メディアです。
で、こういう批評をしないメディアを「翼賛メディア」と呼んできました。
翼賛政治とおなじく、全くどのメディアも同じことしか書かない、言わないで、声優万歳の大合唱。
うすら寒いものさえ感じます。
このメディアの複雑怪奇な構造について分析もしてきました。

本来、声優というのは自己管理が重要で、特に風邪をひいたら仕事にはなりません。
風邪をひいたら他の出演者にも迷惑がかかりますし、作品にも波及します。
しかし、miyamuなんてコンサート中に過労で倒れるといったことがあり、
とても役者とは思えない行動をしています。
そいう場面でさえも、翼賛メディアである声優雑誌は
「一時は心配されたが元気な姿で復活した。」とかいうアホなコメントを出します。
「そういう問題ではないだろ!アニタレのそういう姿勢自体を批判せい!」と思うのは私だけでしょか?

また、翼賛番組の特徴は論点のすりかえが上手いことです。
例えば、「アニメパラダイス(#23)」を見ましたが、飯塚雅弓のCDを楽曲を提供した人がゲスト出演してました。
飯塚雅弓が、歌手一本の人ならば別段どうってことないんですが、
声優に楽曲提供している人の話なんか、どうみたって論点がズレているだけです。
そこで、いくら綺麗な話をしたって、何の意味を持つんでしょうか。
そのまま聞きながすと、そっちの世界に引っぱられてしまい、アニタレのアホなコメントが正当に聞こえてしまいます。

その翼賛メディアで特筆ものだったのは、テレビ東京で放映していた「えびたい」という番組でしょう。
声優になるのに、なんでCDデビューが先なんでしょうか。
アホすぎてコメントするのもバカらしいです。
現在の声優事情を反映してシンボリックですねぇ。

そして極めつけは、声優翼賛番組の「ボイスラッガ」ですね。
いわゆる「戦隊ヒーロもの」ですが、「人気声優」が出演していました。
実写なのに吹き替えしてあり、見たまんま声優モノです。
脚本の質は置いてといても、あからさまに「声優万歳!」って感じでしたね。
それを知らないで見た人曰く
「なんで可愛いい娘が出てないん?」と。

それとゲーム声優っていう奇妙キテレツ摩可フシギな存在も忘れてはいけません。
ゲーム機の性能が向上して声が出るようになって久しいのですが、
「ときめきメモリアル」以来、ゲームに声優を起用するのが加速度的に増えました。
これによって「ゲーム声優」という奇妙な分野が出来まして、アイドルへのハードルが一層低くなりました。
いわゆる「ギャルゲー」において声を当てるのですけど、一度当るとCDデビューとかラ ジオとかへの
道が開けアイドルへの登竜門的存在となってしまっているようにおもえます。(踏台にしているともいえます。)
(「ときめき」の功罪ってのもけっこう大きいですね。)
さらに心配しているのはギャルゲー市場の枯渇化です。
市場が狭くなり、ますます、マニアの域を出なくなり淘汰選別を受ける機会が減り
ゲーム声優の増産体制が確立するのではないと思われます。
そこからあふれ出た声優もどきが、あたらた境地をもとめてアニメを侵略するのではないとい
うことです。

そんなこんなで、このコラムではアニタレの特徴である声優CD、写真集、テレビ、ラジオについて言及してきたわけですけど、
声優が映画、どかドラマとかに出演するのは、役者としての本業/本分なのですから、
「出るな!」とか了見の狭いことを言うのは条件付きながらですが言わないとこにしました。
きちんと役がこなせるなら一向にかまいません。
ただ、役者としての鍛練がないまま、人気だけで、出演し演技をするから言ってしまうわけなんですよ。
中途半端まま、あれこれと様々な活動しないでほしいです。
「アニタレ」には出てほしくないだけです。

本来ならば、「声優バブル」によって増えたアニタレなんか声一本で食べてゆくのは、
大変なハズです。絶対数の仕事が増えているとは思えないからです。
しかし、淘汰されず、未だに「声優面」してられるのは、基本路線が「アイドル」であるからです。
そう本業が、声じゃないからです。これをもう少し整理してみましょう。

声優ファンの方々はアニタレを「身近なアイドル」としてとらえらえます。
(特に、「天然ボケの人」には非常に親近感がわくらしいです。)

そこへ、メディアによる情報の波が押し寄せます。
アルビン・トフラーの著書「第三の波」でも述べられていますが、情報化は少量多品種なものを産み出します。
OVAは良い例です。
以前ならOVAように少数で多品種なようなものには工数をかけらないので、このような
作品形態は困難であったでしょう。
しかし、OVAの成功例である「機動警察パトレーバ」以来、OVAは増えています。
多数の作品が出るようになって、多数のアニタレが多く登場しました。
依然として、工数的には厳しいものには変りありませんでした。その点でもアニタレは好都合です。
少数多数という環境が温床となってアニタレがどんどん暗躍して、一時期低品質OVAがはびこってしまったようです。

このようなことによって、声優という分野で少量多品種のアニタレがもてはやされるのです。
マスなアイドルより自分にフィットしたアイドルが選ばれる時代なのです。
普通なら淘汰されてしかるべきものが、このような環境条件によって淘汰圧が低くなることで、
ヘタな演技をしても、レアが顧客によって淘汰されるのを防いでくれるのです。
で、結局ダメなアニタレがいなくならないのです。
ですから、多少無理な企画をしても問題ないし、メディアもきちんと取り上げてくれるのです。
そういったファンに支持されてこそ、あんなヘタCDや的外れ写真集を出したり
コンサートしたり、ラジオ、OVA、ゲーム出演などすることが出来るのでしょう。
そして、同時に御飯がたべられる環境ができてしまっているのです。
当のアニタレ自身はそのことを分ってないらしく、ファンに上にあぐらをかいてどっしり座っているように見えます。

メディアの作用によるファンの行動によって、本来は役者になれねばならない存在を歪め、勘違いアイドルとかアーチストだと思わせてしまうのです。
こんなことだから「淘汰、競争」がないのですね。
まぁ。そもそも固定客がいれば競争なんて概念は存在しませんしね。

第一にプロモーションビデオがあること自体、変なのです。
「作品重視の人間をバカにしている。お前は何様のつもりなんだ!」と思いたくありませんか?

作品の内容は二の次となってしまい、駄作を連発しても一向に排除されず、次々と作品を破壊してゆくアニタレ。
これによって声優ファンと作品ファンの確執もでてくるわけです。

事務所側もまた声優をアイドル化するためメディアパワーを駆使して後押し、ヘタなCD
を大々的に売り出したりしているようです。
グラビアに載ることがそんなに重要なのか?
事務所はそんなに売りたいのか?
ちょっとでも、売れそうな、新人を矢継ぎ早に売りこむのです。

その結果「声優になれば何でも出来る」という声優神話が確立してしまうのです。
つまりは、「声優CD」「プロモ」は「助長したアニタレの証拠」なのです。

これが冗長すると、やがてアーチスト気取りになってしまいます。
(既にそうなっている人が多数いますけど。)
これを「チャンスの乱用」と呼びます。
その代表が椎名へきるです。
「アーチスト宣言」までして、次々とコンサートを行って、各種メディアも
「声優の枠を越えた活躍」だなんて煽るもんですから手に負えません。
でも、彼女の何が凄いのでしょうか?
ろくに、声の仕事をしてないで、どの辺が「越えた存在」なんでしょうか?
國府田マリ子だって主な活動の場は、ラジオではありませんか。
映画に出演したはいいが、ボロボロに酷評され大変でした。
彼女は。声優雑誌でコンサートのことばかり掲載されていますが、実際の彼女の足跡って何があったのでしょう。
仮にラジオで活躍中であっても、それをアニメにまで持ち込まないでほしいです。
人気と実力は別物です。

そして、我等がmiyamuについても沢山見てまいりました。(「隠れファン」だとか言われながら...)
miyamuについてはCDをスペアナで分析したりして、最初の頃にCDについて書きました。
その後も「ヘタCD」について、さんざん書てきました。けど、前回のことで全くの意味なしであったことが分りました。
まぁ。いかにヘタであるかの証明と、それが売れる不思議さについての説明としては意味があったと思いますが。
あれなんか完全に「個性だけ」で売ってますものね。これこそアニタレの証拠でしょうね。
そうそう、土曜のNHK教育18:00からの番組のEDにみやむーの歌が流れていました。
これには衝撃を覚えました。
ちなみにその番組は「双子探偵」というものです。
NHKの良識を疑いました。なぜよりによってmiyamuなの?
まぁmiyamu自身は役者と声優のちがいについて分っているらしいですが、余計たちが悪いのです。

こういった「個性強調型擬似声優」はエゴに近い個性をメディア上で発揮します。
彼等のその個性は、いうなればアイドルそのものの個性であると思います。
それは役者に必要な個性ではないと思います。

と、まぁこんな感じで、とにかくアニタレは「アイドル志向」のアイドル崩れなんですから、
「歌うな」とか、「演技を磨け」っていうのは的がずれだったのかも知れません。
そんなんですからアニタレなんてプロ意識のかけらが無いんですね。

これら複合原因とメディアが煽ることで、声優志願の人が増えるわけですが、
養成所の講師に向って「演技力が必要なんですか」とか「役者ではなく声優」になりたいとか
チンプンカンプンな訳わからんことを言うのです。
「だから声優はアイドルぢゃないっつーのっ!」

とうことで翼賛メディアがの勢力をのばせば、声優の地盤沈下も直ぐでしょう。
で、究極的にはアニメの質低下です。
中堅どころこそ次の時代を担う人々なのです。が、このままでは、行く末は
ベテラン不在による日本アニメの空洞化ですね。
注意したいのはアニメと声優は表裏一体ですが、アニメ声優とは話が違います。

アニタレは今やアニメ全体を脅かしています。
そう。声優という構造に良く似た構造のアニタレは撹乱物質そのものです。
まさに環境ホルモンですね。
しかも、影響力が強いので無視できないから始末が悪い。
今回のサブタイトルに「〜アニタレは環境ホルモン?〜」という題名にしたかったくらいですよ。

そうそう、本編にて、アニタレの例え話として、バブル企業とかWindowsを例になぞらえたりもしました。これは傑作でしたね。
見た目は派手だが基本的性能は全くダメなWindowsは、アニタレと非常に酷似しています。
(メモリ管理なんて基礎の基礎でしょう?OSがアプリと一緒に落ちてどうするねん。)
また、バブル企業では、本業を忘れ、副業に手を出して、取り返しのつかないことになってしまっています。
やれ、映画出演だの、ドラマ出演だの、コンサート大成功だの声優の枠を越えた云々だので本業をおろそかにして、ダメになってゆくものでした。
これは、メディアのバカ騒ぎは翼賛体制の象徴とともに勘違いな人々の象徴ですね。

ろくに演技できないで、(or仕事せんで)それでアーチスト?しかもボイスアーチストだって?
「はぁ?何言ってるんだこのバカは」って思います。
バカにするのもいい加減にして欲しいです。
そんなんだから、清川元夢氏に
「素人集団」
と言われるのですよ。(これって結構キツイですよねぇ)

ただですね。役者であれ声優であれ、何かしらのメディアは必要であることは確かです。
ただ、その方向性がズレているんだと思います。

今のブーム(4次声優ブーム)もいずれは鎮静化するでしょう。けど、ツケってのは、往々にして大時間をおいてやってくるものです。
バブル気に大量雇用した人間が、企業の重荷になってるように声優バブルにツケは、っていうのは、世代の空白化でしょう。
今、こそキチンとしておかねければ、日本アニメの衰退です。

ということで、このコラムでは、声優CDから始まってファン、声優自身、
メディアといろいろ述べてきたわけなんですが、
で、来たるべき、将来にむけて

舞台から役者の積極起用
翼賛メディアの撤廃(ことに声優雑誌の編集者は重要な位置にいることを忘れてはなりません。)
制作サイド そして、事務所の考え方を正すべきです。
ベテランはもっと発言すべきです。
根源と触媒を断つことで、ねこそぎアニタレを排除せねばなりません。

さて、TCVVにて以前、林原・岩男問題がありました。
評価についての指針というかガイドラインがなかったのであのような問題になってしまいました。
これについては反省し評価の仕方について検討しました。
で、この評価のしかたですが
「努力は具体的な成果として現われたものについてのみ評価されるべき」
というガイドラインを設けたいと思います。(最近やった社内の研修で知ったんですけど)

最後に、昨年の夏よりこのコラムを書いているわけですが、
メジャーな雑誌で批評するのなら私はコラムを書く理由は無くなります。
そうなれば、私は即刻止めます。それまでは、書き続けたいと思います。
また、御賛同しただけていない方々にも見ていただき、貴重な御意見をいただいております。
ありがたいことです、TCVVがアンチ声優の翼賛メディアになるのを防ぐという点から
も感謝いたしております。

さて、次回はメディアについて書こうかと思っています。
ただ、計算機ネタになる予定です。あまりデープにならないようにしますが、あらかじめ御了承ください。
では、また次回。


新企画今回の言い訳


すいみませんーん。法事と業務多忙とで遅れてしまいました。
遂に新規プロジェクトが始まってしまいました。
PCIバス。うーん、あの白いコネクタでマザーについているヤツ。
パソコン用のカードとかで知ってたけど、電気的仕様なんて全く知らないよぉ。(バッファは要らないみたいですね。)
それにチップセットのピン数多いし、回路図書くの大変なの。
あうー。目が疲れる。

INDEX
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